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The Nippon Dental University R.F.C.

先生挨拶


  「ラグビーには15ものポジションがあるので、必ず君の力を発揮できる場所が見つかるよ!」

40年程前、日本歯科大学に入学して間もないころ、18歳の高松青年は部活説明会でラグビー部の先輩から「ラグビーには15ものポジションがあるので、必ず君の力を発揮できる場所が見つかるよ!」と言われました。 ラグビー経験の全くない私は、この言葉に、「なるほど、そっかー」と早とちりして直ぐに入部を決めました。入部してからの6年間は頼もしい先輩、よき同期、そして楽しい後輩に囲まれ厳しいながらも楽しいラグビー生活を送ることができました。本当に感謝しております。

 さて、私のラグビー部現役時代を回顧してみますと、入部するときに頂戴したお言葉通りにプレーヤーとして、”自分の力を発揮できる場所を見つけてラグビー部に貢献”できたかといいますとお世辞にも「はい!」とは申せません。現役時代に一緒にプレーさせて頂いた先輩方、同期、後輩はよーくご存知だと思います。ランパス大嫌い、コンタクトプレーはなるべく避け、その結果6年間を通じてノートライ。貢献どころか足を引っ張っておりました。ところが不思議なことにラグビー部は大好きでした。きっと素晴らしい仲間と共に日本歯科大学ラグビー部という場所に身を置く自分が好きだったのかもしれませんね。

 あれから30年余りが経過しました。現在は医療法人顎歯会デンタルケア高松歯科の院長として地域の医療に携わりながら、日本歯科大学付属病院臨床准教授、日本歯科大学口腔外科学講座非常勤講師を拝命し、忙しい毎日を過ごしております。

 そしてなんと、あの練習嫌いだった高松が、平成27年度より、伝統あるラグビー部のOB会長を仰せつかりました。随分に時間がかかりましたが、今こそ日本歯科大学ラグビー部という同じアイデンティティー、同じフィロソフィーを持つ後輩たちの為に”自分の力をできる限り発揮して、ラグビー部に貢献したい”と思います。
 
  OB会長 高松和広  
















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